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ランニングで膝内側が痛い!鵞足炎(がそくえん)!?

こんな症状の方へ
2022.06.21

長時間歩いたり、走ると膝の内側が痛い・・・

膝の内側の痛みでしゃがめない、あぐらがかけない・・・

運動、スポーツをすると膝の内側が痛くなってくる・・・

膝の内側の痛みで練習がうまくできない・・・

病院の検査ではよくわからなかった・・・

その症状は鵞足炎かもしれません!

鵞足炎(がそくえん)とは?

陸上競技のランニング、サッカーやバスケ、ラグビーなどの切り返し動作のスポーツで多く見られ鵞足(がそく)と言われる部分に炎症が起こっている事を言います。

鵞足とは股関節から3つの筋肉『薄筋(はっきん)』『縫工筋(ほうこうきん)』、『半腱様筋(はんけんようきん)』の腱が膝内側の脛骨(けいこつ)に付着する形が鵞鳥(ガチョウ)の足のように見えることから鵞足と呼ばれています。

鵞足炎の症状

いわゆるオーバーユース(使いすぎ障害)と言われ、特にランニングなどの繰り返し動作で膝の曲げ伸ばしや捻れる動きが強調されると痛みが起きやすく、バスケ、サッカー、ラグビーなどの切り返し動作でも膝の内側に引っ張られる、擦れるストレスが蓄積されることで炎症を引き起こします。

痛みが長期間続く事も多く、運動をすれば再び痛みが出たり繰り返し痛みを引き起こしやすくなかなか治らないパターンもあると言われています。

中学、高校、大学、社会人アスリートに見られるスポーツ障害の一つとしてもあげられています。

膝の内側いわゆる鵞足部分を押すと痛みがある、特定の動作で痛みが出る事が特徴です。

ひどい場合は安静にしていても痛む事があります。

病院検査のレントゲン撮影ではうつらない症状です。もしくは内側の痛みなので変形性膝関節症と診断される事もあります。

一般的な治療

鵞足炎には様々な治し方がありますが、これから紹介する方法はよく動く方、スポーツをする方には適切ではない事があります。

これらの一般的な方法で根本的に改善することは難しいからです。

一つずつ説明させてもらいます。

①安静にする、アイシングする 🧊

症状は炎症ですので安静にしていると落ち着く場合もあり、アイシングにより痛みを感じにくくします。

非常に痛みが強い時や安静にできる環境(しばらく歩いたり、走ったり動かなくて済む状態)の場合は効果的かもしれません。

ですが、再び運動をする、間違った動作を繰り返すと再び痛むことが多く対症療法的で根本的な解決になりません。

② 湿布・痛み止めの薬 💊

湿布、痛み止めなどは鎮痛作用がありますので患部の痛みを感じにくくなり楽になる事もあります。

時間が経ち効果が切れた時に痛みを感じたりするため、痛みの対処療法になり原因を解決していることになりません。

また、動いた際の瞬間的な痛みや鋭い、強い痛みなどには鎮痛効果はあまりないです。

③サポーターをする

装着している時は膝が捻れる動きを止めてくれたりするため一時的に痛みを抑えることができます。

ですが外した際は再び痛みが出たり、スポーツをする方では動きの妨げになります。

また、他の部位に負担をかけることがあります。(例えば、膝が動かしにくくしゃがみにくいため腰の負担が上がり腰痛になるなど)

ですので、長期的にみても他の部位に負担をかけるリスクがあったり、装着したその時の応急処置的なものとなります。

④テーピングをはる🦵

貼り方によっては運動の負担を軽減できることはあります。

通常は筋肉をサポートするようにキネシオと呼ばれるテープを貼ることが多いのですが、筋肉の走行に沿って貼っていくので膝の内側についている3つの筋肉『縫工筋、薄筋、半腱様筋』の位置関係を知っておく必要があり、解剖学や運動学を習っていない方が効果的に貼るのは難しいという欠点があります。

さらに、注意としては肌が弱い方はかゆくなってしまう、肌が荒れてしまうなど長時間の使用は避けた方が良い事とテープを剥がした後はサポートしていたものがなくなるので負担は戻ってきます。

テーピングをしている間の一時的なもので負担が戻ってくる可能性もあるのでこれも根本的解決なのか考える必要があります。

ただ一時的な期間を決めて使用する場合は良いかもしれません😊

⑤インソールをつける👣

靴の中敷き(インソール)を作成してつける事で地面からの衝撃や負担などを和らげてくれる。もしくは足のアーチをあげて支えてくれる事でバランスを整えてくれる。

とされていますが多くの病院などで処方されている足の型をとって作成する簡易的なインソールは止まって立っているときの足型をとってます。

膝の内側の痛みは走っている時などの動いている時には足の形は変化しています。

さらに言うと走っている時は踵(かかと)が浮いている状態(足底の中間〜つま先)で地面を捉えているのでインソールと触れている部分が少ないです。

その環境でインソールの効果が十分出るのか?走っている最中や運動後に痛む人は考える必要があると思います。

※一部の身体の専門家や理学療法士の方が歩き方や一人一人の動作を分析して1時間以上かけて作成するインソールについては姿勢や歩き方、動作を変化させる効果もあります。

以上の一般的に行われている治療法で痛みが軽減したり、一時的におさまる方もいらっしゃると思います😌

ですが

運動を続ける方や上記の治療法でなかなか痛みが引かない方など長期的に見て根本的な原因を見つけて解決することが大事です。

では根本的に改善するにはどうすればいいのか?

当店は痛みの根本原因は筋膜だと考えます。

なぜ筋膜が根本的な原因になるのか?

なかなか良くならないのは患部だけにアプローチしている事(対症療法)が多いです。

確かに痛いのは膝の内側で、筋肉が引っ張っているかもしれません。

ですが、原因となっているのは膝以外の部分にもあります。

筋膜は痛みに関係する筋肉、血管、神経全てを介して全身を膜のように覆っています。

筋膜について詳しくはこちら💁‍♂️

そして病院のレントゲンなどの検査で異常を見つける事ができません❗️

原因として特に多いのは過去の怪我から筋膜が硬くなり姿勢、動作に影響が出ている事があります。

怪我により筋膜は硬くなり正常に機能しなくなるとされています。

そこから負の連鎖がはじまり膝の痛みへと繋がっていくのです。

ですので負の連鎖の始まりを改善せず痛い部分(膝)付近をアプローチしていても痛みは変わらない・・・もしくは再発すると言う事になります。

例えば

足首の捻挫、骨折などにより足首が硬くなってしまう(筋膜も硬くなる)→地面からの力を吸収できなくなる→膝の曲げ伸ばしやひねりで吸収する→膝に負担がかかりやすいフォームになる。

そうなると動作や痛みを根本的に改善するには起点となった足首に対してアプローチする必要があります!

アプローチ方法は当店でも行っている筋膜調整(整体)になります。

しっかりとカウンセリングを行い過去の怪我や身体状態がどうなっているかを丁寧に調べさせて頂いた後に施術させていただきます。

早期改善と根本解決を目指す方は筋膜調整で患部(痛む場所)以外の影響を見つける事をおすすめします!

筋膜調整について詳しくはこちら!

筋膜を調整し正常な感覚、動作が可能になった後にトレーニングでフォーム修正や予防エクササイズを行うと効果的です。

怪我を繰り返さない身体づくりとパフォーマンスUPにつながります。

まとめ

・運動による繰り返す痛みの原因は患部にない事が多い!

・一般的な治療法では痛い(患部)ところだけの治療で根本解決にはなりにくい!

・根本解決には過去の怪我や身体全体の影響を考えて筋膜調整がおすすめ!

・痛みが取れた後は再発予防のためにもセルフケアとトレーニングを!

運動による痛みは安静にしていても痛みが繰り返されます。残念ながら一般的に行われている治療は対症療法が多く原因に対してアプローチできていない可能性があります。

当店は痛みを繰り返さない!早期復帰!根本的な身体改善の提供を目指します!

もし膝の痛み、鵞足炎で悩まれている方はお気軽に一度ご相談ください。

解決のために全力を尽くします!

名古屋市緑区にある痛み改善と運動ができる整体スタジオ

Advantage CARE×GYM代表 大脇 翼

保有資格 

  • 柔道整復師(医療国家資格) 
  • ANIMAL FLOWインストラクター 
  • OMR筋膜セラピスト
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