もしかして背骨が曲がってる?側弯症って言われた?
名古屋市緑区にある痛み改善と運動ができる整体スタジオ Advantage CARE×GYM(アドバンテージケアジム)代表の大脇です。
今回は側弯症についてお話します。
側弯症とは?
側弯症とは背骨が曲がってしまう症状で、背骨のゆがみ (偏位 へんい) やねじれ(軸回旋 じくかいせん)に伴い背中が隆起したり、脊柱が湾曲する病気です。
側弯トレーニング®引用
側弯症は大きく分けると『構築性側弯症』と『機能性側弯症』の二つに分けられます。
『構築性側弯症』とは
背骨自体にねじれやつぶれがあり変形をしているものでその中でも原因がはっきりしていないものを「特発性側弯症」と呼びます。レントゲン写真などで骨の変形がわかります。
『機能性側弯症』とは
一方で、機能性側弯症は骨自体に変形はなく、普段の姿勢や生活習慣、スポーツ動作によって骨盤のズレ、脚の長さに左右差がおこるなど、何らかの原因により一時的に生じた側弯の状態です。レントゲン写真などでは一見曲がっているように写りますが、骨自体に変形はありません。
ただし・・・長時間この状態でいると構築性側弯症に移行する事もあります!
側弯症を改善、予防するためには?
側弯症は思春期、老年期の時期に特に進行する病気です。
原因は未だに完全には解明されていません!
ですが放置するよりも積極的に運動療法(身体を動かして改善する方法)を行うとよくなるという報告が増えてきています!
ただ、日本の医療保険下では側弯に対する運動療法はあまり提供されていないことが多く、手術に至る(悪化する)ケースも少なくありません・・・
海外では運動療法により側弯の角度が良くなったという報告が多くあります!
海外の運動療法を参考にしつつトレーニングしていく事が改善、予防につながります。
トレーニングの目的
①変形の進行防止、改善
②呼吸機能の維持、改善
③外見の改善
④痛みなどの機能障害の改善
⑤生活の質の向上
続けていくモチベーションも大事です!
側弯症の動きチェック
動画の様に側弯症の方は肋骨の片方がコブの様になるのが特徴です。(上の動画でいうと右側)
一般的には立って前屈をしてもらい背中の曲がりをチェックする事が多いですが、僕の場合は四つ這いでチェックします。
その方が腰に痛みがある方、カラダが硬い方には優しいかな?と思っています(笑)
あとは背骨の動きだけに焦点を合わせて良く分かるという点もあります。
トレーニング、エクササイズの例
上の動画の様に動いてもらう事もありますが
側弯症の方は動かしにくい方向や背骨、呼吸のコントロールが苦手な方が多いです。
ですのでご自身の感覚と実際の動きのイメージを伝え、修正していく様にトレーニングを行っています。
修正方向を間違えるとうまく改善しないどころか変形が悪化する事もありますので注意してください!!
見よう見まねのトレーニングはやめましょう!
最近YouTubeなどの動画を見てトレーニングをされて痛めて病院に来られる方をよく見ます💦
トレーニング、エクササイズを行う事、ご自身の運動で治そうとすることははすごく良いことです!
がお薬と一緒で用法、用量を間違えると大変なことになります!
今回の場合は特に、身体や側弯症に詳しい専門家に指導してもらう事をオススメします!
それではまた!